「あの娘の横顔」
作詞・作曲 冨井祐輔
曇り空の土手に座り
あの娘は煙草を吹かしていた
遠い空を見つめながら
旅に出たいと呟いた
僕はと言えば 何も言えず
あの娘の淋しい横顔見てた
もしもあの時 勇気があれば・・・
ふとそんなことを思うのです
ある日 あの娘は1人
誰にも行き先 告げず
夜汽車に飛び乗った
教室の窓側の席で
あの娘はいつでも外を見てた
授業はうわの空で
遥かな旅を夢見ている
僕は遠い席で ノートの隅に
あの娘の虚ろな横顔描いた
そんな僕の気持ちも知らず
あの娘は殻に閉じこもる
誰もあの娘を縛れない
野性の風に吹かれ
遥かな旅に出た