六文銭 2018年プロテストソング宣言!『ニューアルバム「自由」発売記念ライブ』

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11月8日(木)、東中野ポレポレ坐にて行われた六文銭のライブに行って来ました♪

 
1972年に解散した六文銭は2000年、小室等さん、及川恒平さん、四角佳子さんの再会をきっかけに「まるで六文銭のように」という名義で再び活動を始めました。
2009年に小室等さんの娘・こむろゆいさんが加わり、「六文銭'09」になりました。
そして2018年11月、ニューアルバム発売をきっかけに再び名義を「六文銭」に-


六文銭(小室等、及川恒平、四角佳子、こむろゆい)は2018年11月7日(水)にニューアルバム「自由」を発売しました。
そのニューアルバム発売記念ライブを11月7日(水)、8日(木)東中野ポレポレ坐で行いました。
僕が行ったのは2日目となる8日(木)のほうです。


内容はニューアルバム「自由」からの曲が中心でした。
実は・・・「自由」は帰りにタワーレコードで買いました。笑
なので、このライブの時は「自由」をまだ持っておらず、初めて聴く曲が多かったです。
ですが、六文銭のメンバーの暖かさ、そして真面目で誠実なプロテスト精神はしっかり感じることが出来ました。

 

自由」では新曲だけではなく、過去の名曲「長い夢」(1980年/小室等)、「わたしは月にはいかないだろう」(1971年/小室等)、「インドの街を象にのって」(1972年/六文銭)をセルフカバーしています。それらの曲もライブで演奏していました。

 

あ、ちなみに「自由」でセルフカバーした以外の過去の曲は「街と飛行船」を演奏しました♪
(ノ゚ο゚)ノ オオォォォ-


僕が「小室等」という名前を知ったのは中学の時だった気がします。
ですが、六文銭小室等さんの音楽を聴くようになったのは高校生くらいだったと思います。その流れで及川恒平さんも聴くようになりました。

 

六文銭は憧れのグループで、ぜひ機会があればライブに行きたいと思っていました。
そして、今回のライブを通して六文銭は決して過去のグループではなく、今でも新しいメッセージを発信しているとわかりました。

 

さて、今回のライブ翌日に六文銭のニューアルバム「自由」を聴きました。
前日のライブの思い出が甦るとともに、新たな21世紀のフォークの名盤が誕生したと思いました。
六文銭はとても詩を大切にして味わっています。人間的なぬくもりを感じました。

 

まだ買ったばかりなので、そんなに聴き込んでいるわけではありませんが・・・
自由」の収録曲で特に印象に残ったのは「てんでばらばら〜山羊汁の未練〜」です。この曲は1980年韓国で起こった「広州事件」の民衆蜂起をテーマにしています。
この曲こそが、今回のアルバム「自由」の中心のような気がしました。

 

それと「こん・りん・ざい」は短い曲ですが、ストレートなメッセージがグサッと刺さります。

 

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ますます円熟味を増していく六文銭
これからの活動も注目して行きたいと思います。
(`⊙ω⊙´)カッ!!

 

 


小室等、こむろゆい 公式サイト
https://office-khys.com/

 

及川恒平 公式サイト
http://www.kohe1.sakura.ne.jp/koheblog/biao_zhi.html

 

四角佳子 応援サイト
http://www.geocities.jp/usk_1487/