きょうのまりえちゃん⑦「パパ活」

f:id:tomiisan:20171207020525j:plain

これはまりえってぃ(飯豊まりえ)応援コーナーです。笑

 

今回は渡部篤郎さん、飯豊まりえちゃん主演のドラマ「パパ活」です!

 

本作はもともとdTV・FODで配信されていたインターネットテレビドラマでしたが、好評だった為、地上波でも放送されました。(配信期間:2017年6月26日〜8月14日/地上波放送期間:10月12日〜11月30日)

 

公式HP
http://www.fujitv.co.jp/papakatsu/

 

スタッフ
脚本:野島伸司
企画:森下正樹(エイベックス通信放送)、清水一幸(フジテレビ)
プロデュース:上田徳浩、松井純子(エイベックス通信放送)、三竿玲子(フジテレビ)
演出:加藤裕将
主題歌:Beverly「Unchain My Heart」

 

出演:渡部篤郎飯豊まりえ、健太郎、霧島れいか橋本さとし

 

 

 

f:id:tomiisan:20171207020647j:plain

 

 


パパ活」とはカラダの関係はなく、デートするだけで金銭的支援をしてくれる男性と交際する事です。
現代の新たな男女関係・・・らしいです。このドラマで「パパ活」という言葉を知りました。
検索すると「パパ活」サイト、いろいろあります。確かに若い女性を中心に広まっているみたいですね。

本作に原作はなく、ドラマ「高校教師」など多くのヒット作を手掛けた脚本家・野島伸司さんによるオリジナル脚本です。

 

f:id:tomiisan:20171207020627j:plain


あらすじ
普通の女子大生・赤間杏里(飯豊まりえ)は母親に恋人が出来た事がきっかけで家から追い出されてしまいます。父親は幼い頃に別の家庭を築いており、頼る事が出来ません。交際中の彼氏にも見放され、ネットカフェを転々としながら、大学に通う日々を送っていました。
ある時、友人から「パパ活」の存在を聞きます。初めは消極的だった杏里でしたが、生活費を稼ぐ為にパパ活サイトに登録、いろいろな男性に会ってみます。しかし、なかなか杏里に合う男性は現れません。
諦めかけていた時、杏里は栗山航(渡部篤郎)という男性に出会います。杏里は航に自分でも整理できない今の心境を話します。

 

杏里:「なんかどうでもいい、わかんない、ちゃんとしたベッドでぐっすり眠りたい」
航:「わかった、そうしよう」

 

その後、杏里(飯豊まりえ)は航(渡部篤郎)の契約しているマンション(セカンドハウス・本人曰く"隠れ家")に連れて行かれます。航は杏里に特に何もせずに、帰って行きます。
久しぶりに朝までベッドでぐっすり眠る杏里。翌朝、大学の講義に出るとそこに現れた講師は航でした。航は杏里の通う大学に赴任したフランス文学を教える新しい教授だったのです。
その後、杏里は学校には秘密でそのまま航のセカンドハウスに居候する事になります。やがて、かつて航には杏里と同じ年の娘がいましたが事故で亡くなっている事がわかります・・・。

 

f:id:tomiisan:20171207020713j:plain


感想(ちょぴりネタバレあり
パパ活」を通して出会った歳の離れた男女のラブストーリー。杏里(飯豊まりえ)は航(渡部篤郎)の心の闇を知り、やがて航にとって大切な人になっていきます。
航には10歳で亡くなった娘がいました。その娘は杏里と同じ歳で同じ誕生日でした。航は娘の代わりを探していたのです。

 

最初のほうは親子ほど歳の離れた男女の純愛ラブストーリー・・・と思っていたら、だんだんドロドロした内容になっていきました。笑

 

航は杏里に「妻を愛してる」と言いつつも、娘の死後、妻とはどこかうまくいっていません。航にとって杏里は娘の代わり・・・のはずでした。しかし、やがて・・・。
というわけで、航の奥さんや親友を巻き込んだドロドロな愛憎劇になっていきました。
これはこれで恋愛ドラマとしては面白いし、何だかんだ楽しんで観ましたが、ふと観終わってから・・・。
あれ、何かだんだん「パパ活」あまり関係なくなってきてる・・・?と思いました。笑

 

物語は「パパ活」がきっかけで始まりますが、「パパ活」自体を掘り下げているわけではありません・・・。
杏里は生活の為に「パパ活」を始めます。確かに背景に「貧困女子」という社会問題もあるとは思います。
しかし、印象としては「パパ活」を通して出会った先生と教え子の歳の差不倫劇という感じです・・・。

 

と思いつつも・・・
とーてもかわいい、飯豊まりえちゃんと渋くてかっこいい渡部篤郎さん主演のドラマであり、内容も予想出来ない展開。毎回どうなるんだろうとドキドキしながら観ていました。
恋愛ドラマとしてはなかなか胸キュンな感じで、ドロドロしつつも純愛ラブストーリー的なところもあります。また登場人物それぞれの心情が丁寧に描かれていると思います。

 

最初のほうは航(渡部篤郎)の心の闇が深いと思いましたが、だんだん奥さん(霧島れいか)のほうが心の闇が深くてヤバイと思うようになりました。汗

 

さて、杏里(飯豊まりえ)と航(渡部篤郎)が最後に辿り着く答えは・・・。


ちょいちょい登場するフランス語にも注目!