「秋風」
作詞・作曲 冨井祐輔
街は秋風に包まれている
からっぽになってしまった心には
悲しく染み渡るよ
からからと音を立て 空き缶が転がる
一人になって考えるには辛過ぎる公園
君は笑ってごまかすけれど
本当は淋しいんだろう
もうここも去ってしまおう
僕はブランコに揺られる小舟
砂場に愛を忘れてしまった
いつかは掘り起こそう
野良犬があてもなく 街の中さまよう
そして奴は公園の隅 眠りにつくだろう
君は笑ってごまかすけれど
本当は淋しいんだろう
もうここも去ってしまおう
いつか君が言った別れの言葉
空に舞って響きながら
今でも僕を縛るよ
傷つけた日々の事 悔やんでばかりさ
もう一度やり直したい 君が見えない
君は笑ってごまかすけれど
本当は淋しいんだろう
もうここも去ってしまおう