T・ジョイ大泉で「帝一の國」を観ました。
とても面白い作品なので、おススメです♪
「帝一の國」(2017年/東宝、AOI Pro./監督:永井聡)
古屋兎丸の同名コミックの映画化。
出演:菅田将暉、野村周平、竹内涼馬、間宮祥太郎、志尊淳、千葉雄大、吉田剛太郎、永井芽郁
脚本:いずみ吉鉱
時は昭和。
4月、新学期を迎え赤場帝一(菅田将暉)は全国屈指の優秀な生徒800人が通う日本一の名門校・海帝高校に入学します。彼の夢は、総理大臣になり自分の国を作ること。
海帝高校で生徒会長を務めたものは、将来の内閣入りが確約されます。
自分の夢を実現する為、帝一は何としても生徒会長になりたいと思っています。
2年後の生徒会長選挙で優位に立つには1年生の時から動く事が大事と誰よりも早く行動を開始します。
自らの野望実現への第一歩を踏み出した帝一でしたが、待ち受けていたのは想像を絶する権力闘争でした。
命がけの「生徒会選挙」の幕開け!
登場人物みんな、何かちょっと狂っていますね。笑
でも、みんなある意味、一生懸命なんですね。
帝一はとにかく将来、総理大臣になりたい。その為に努力をしています。
どんな汚い手を使っても・・・と言いながら悪い人ではないのです。
生徒会長への執着が熱過ぎて、もはや存在そのものがギャグみたいですが、やはり帝一を応援せずにいられないのは、生き方に情熱を感じるからだと思います。
夢や目標があるという事は大事な事です。
ただ漠然と生きるよりも、夢や目標に向かって熱く生きる人生は美しい。
菅田将暉さんの表現力の高さがこの映画を面白くしています。
一見、バカな事をやっているように見えても、実はそうじゃない、大真面目な帝一になりきって演じています。
生徒会の世界も大人の政治の世界も何だか似ているんだなと思いました。
先輩へのごますりや異常な自己アピール、親のコネを使ったり・・・何と賄賂も!?
おそらく海帝高校の生徒会の人達は将来、政治家になる・・・かもしれないエリート。
これは実在の政治の世界を皮肉っているのでしょうか?笑
登場人物の大半はイケメン男子なのですが、ヒロインとして永野芽郁ちゃんが出演しています。登場シーンがそんなに多いわけじゃないのに、存在感が大きい。帝一の恋人の美美子という役で出演しています。
帝一にとって美美子は大切な存在です。しかし、帝一は学生なのにスキャンダルを気にしています。
だから、盗聴される心配のない糸電話で美美子と会話しています。
コミカルで微笑ましくて、この映画の好きなシーンです。
エンディングの永野芽郁ちゃんの美美子ダンスも注目!
あ、ちなみに・・・僕、冒頭の入学式のシーン、エキストラで参加しています。
何と制服着て高校生役。
でも、全然どこにいるかわからないけどね。ハハハ。