「夏の終わり(麦わら帽子とワンピースの少女に)」
作詞・作曲 冨井祐輔
窓辺に君は座り
夏の終わりを見ている
汐風が白いカーテンと
君の髪を揺らしている
寄せては返す波が
硝子の船を連れ去る
砂浜に置き去られた
忘れ物は 二人の愛
黄昏て行く空と海は
季節の変わり目を教えている
君はもう大人の顔をしている
海は優しく恋を
抱いていたはずなのに
変わらない心はないと
初めて知った短い夏
ひとりぼっちで君は
今夜都会に帰る
誘惑に溺れ過ぎていた
一夏の 二人の恋
黄昏て行く僕と君は
季節の変わり目を感じている
僕はまだ大人になれないままなのに