「戦場という舞台」
作詞・作曲 冨井祐輔
僕と君は戦場という舞台を走り回る
エキストラなのだろう
みんなで殺した人の顔を見てごらん
それは僕の顔でもあるし
君の顔でもあるね
それでも君は君を殺すの?
僕は僕を殺せない
僕と君は戦場という舞台を走り回り
いつか幕が降りるだろう
あの血まみれの鳥を見てごらん
まるで人間のように翼がなくて
大地に這いつくばって生きているね
それでも君は鳥を殺すの?
僕は鳥を殺せない
僕と君は戦場という舞台の上で
いつか殺し合う時が来るだろう
僕に銃口を突きつけて撃ってごらん
僕は糸の切れた操り人形みたいに
死んでしまうだろうね
それでも君は僕を撃つの?
僕は君を撃てない
僕と君は戦場という舞台の上で
死体となって転がっているだろう
僕の死体から吹き出す血を舐めてごらん
君は人間の歴史が
血塗られている事を知るだろうね
それでも君は歴史を繰り返すの?
僕はもう死にたくない